【2026年革命】FX自動売買は「Claude Code」で完結する。プログラミング不要で最強EAを作る全手順
突然ですが、みなさんは自分のトレード手法を「自動化したい」と思ったことはありませんか? 「このロジック、寝ている間も動いてくれたら億万長者なのに…」 そう思ってMQL4やPythonの勉強を始め、そして3日で挫折した経験。私にはあります。痛いほどあります。
しかし、2026年の今、その壁は完全に崩壊しました。 今日ご紹介するのは、Anthropic社が提供する**「Claude Code(クロード・コード)」**を活用した、次世代のFXトレード構築術です。
これまでの「ChatGPTにコードを書いてもらう」というレベルとは次元が違います。ターミナルで対話するだけで、環境構築からエラー修正、バックテストの実行までを自律的にこなす「AIエンジニア」を、月額数千円で雇える時代が来たのです。
今回は、私が実際に現場で使用しているClaude Codeを用いたEA(自動売買プログラム)開発の全貌を解説します。 エンジニアではない一般のトレーダーこそ、このツールを使い倒すべきです。それでは、深淵なるAIトレードの世界へ飛び込みましょう。
1. そもそも「Claude Code」とは何か? FXにどう使える?
まず、前提知識を揃えましょう。 多くの人が知っている「Claude」は、ブラウザ上でチャットをするAIですよね。しかし、**「Claude Code」**は違います。これは開発者のPC内部(ターミナル)に直接住み着く、エージェント型のAIツールです。
ブラウザ版との決定的な違い
ブラウザ版のClaudeにコードを書いてもらう場合、以下のような手間がありました。
- コードを書いてもらう
- それをコピーして、MetaEditor(MT4/MT5の開発画面)に貼り付ける
- コンパイルエラーが出たら、エラー文をコピーしてまたClaudeに投げる
- 修正版をまたコピペする…
この「コピペ地獄」、やったことがある人なら分かるはずです。非常に面倒ですし、行数が長くなるとAIが前の文脈を忘れてバグを埋め込むことも多々ありました。
一方、Claude Codeはこれを全自動で行います。
- あなたのPC内のファイルを直接読み書きできる
- エラーが出たら自分でログを読んで勝手に修正する
- 複数のファイル(ロジック部、資金管理部など)を同時に管理できる
つまり、あなたは「RSIが30以下で買い、ボリンジャーバンド2σタッチで決済するEAを作って。ファイル名はScalping_V1.mq4で」と指示するだけ。あとはAIが勝手にファイルを生成し、完成品を納品してくれます。これが2026年のスタンダードです。
2. なぜFX開発に「ChatGPT」ではなく「Claude」なのか
「GitHub Copilot」や「ChatGPT (OpenAI o3)」など、競合はたくさんあります。しかし、ことFXのプログラム(特にMQL言語やPine Script)において、私は圧倒的にClaude推しです。理由は大きく3つあります。
① MQL4/5の「古いドキュメント」への理解度
FXトレーダーが使うMT4(MetaTrader 4)は、実はかなり古い設計のソフトウェアです。最新のAIはPythonなどのモダンな言語は得意ですが、少し癖のあるMQL言語の「古い作法」を間違えることがよくあります。 Claudeは、このレガシーなコードの文脈理解が異常に高いです。「OrderSend関数」の引数の順番や、配列の処理など、細かい仕様を正確に把握しています。
② 「思考の深さ」と「トークン量」
EA開発では、数百行〜数千行のコードになります。ChatGPTだと途中で「…続き」となってコードが切れたり、冒頭のロジックを忘れたりしがちです。 Claude Codeは長大なコンテキスト(文脈)を保持できるため、「記事の冒頭で定義した資金管理ルール」を最後まで維持したままコーディングを完結させてくれます。これは複雑なナンピンマーチンゲールや、トレイリングストップ機能を実装する際に必須の能力です。
③ 圧倒的な「修正力」
これが最強の理由です。 Claude Codeは、一度エラーが出ても「あ、すみません。変数の型が違いましたね」と、人間のように自己解決します。ターミナル上で claude コマンドを走らせているだけで、勝手にデバッグが進んでいく様は、初めて見ると感動を通り越して恐怖すら覚えます。
3. 【実践編】Claude Code導入から最初のEA完成まで
では、実際に私がやっている手順をそのまま公開します。 ※前提として、PCにVS Code(エディタ)とMetaTraderがインストールされているものとします。
ステップ1:環境構築(最初の一回だけ)
黒い画面(ターミナル)を使うので難しそうに見えますが、やることは3行だけです。
- Node.js(プログラムを動かす土台)をインストール
- ターミナルで
npm install -g @anthropic-ai/claude-codeを入力 claudeと入力してログイン認証
これで、あなたのPCに優秀なAIアシスタントが常駐しました。
ステップ2:プロジェクトフォルダの作成
デスクトップに「MyEA_Development」のようなフォルダを作り、VS Codeで開きます。 そしてターミナルで claude と打ち込みます。 すると、対話モードが始まります。
ステップ3:自然言語でロジックを指示する(ここが最重要!)
ここが腕の見せ所です。プログラミング言語は不要ですが、「日本語での指示出し能力」が問われます。 私はいつも、以下のようなテンプレートを使って指示を出しています。
【指示プロンプト例】
MQL4でEAを作成してください。
基本戦略: 1時間足のトレンドフォロー型デイトレード
エントリー条件(買い):
- 200EMA(指数平滑移動平均線)より現在値が上にあること
- 14期間RSIが50を下から上に抜けた確定足でエントリー
決済条件:
- 利確:20pips / 損切り:15pips
- または、RSIが70を超えた次の足の始値で決済
資金管理:
- 口座残高の2%をリスクに晒すロット数を自動計算すること
- マジックナンバーは外部パラメータで変更可能にすること
ファイル名: TrendFollow_RSI_V1.mq4
これをClaude Codeに投げると、彼は猛烈な勢いで考え始めます。 「トレンド判断にEMA200を採用ですね。資金管理機能も含めて実装します」といった応答があり、フォルダ内に .mq4 ファイルが自動生成されます。
ステップ4:コンパイルとバックテスト
生成されたファイルをMT4の Experts フォルダに保存します(これもClaudeに「MT4のフォルダパスはここだから、直接保存して」と指示すればやってくれます)。 あとはMT4を再起動し、ストラテジーテスターでバックテストを回すだけ。
もしエラーが出たり、動かなかったりしたら? ターミナルに戻って、こう言うだけです。 「コンパイルエラーが出た。修正して」 あるいは、 「バックテストしたらエントリー回数が0回だった。条件が厳しすぎるかもしれないから、ロジックを見直して原因を探って」
するとClaude Codeはコードを読み直し、「RSIのクロス判定ロジックにバグがありました。修正します」と即座に書き換えてくれます。このスピード感こそが、2026年の開発スタイルです。
4. 上位1%に入るための「Claude Code」活用テクニック
ここまでは誰でもできます。ここからは、ブログ読者限定で「さらに一歩踏み込んだ活用法」を伝授します。
① 既存のインジケーターを「解読」させる
ネットで拾った優秀なインジケーター(ex4ファイルではなくmq4ファイルがあるもの)。中身がどうなっているか分からないけど、このロジックをEAに組み込みたい…そんな時こそClaude Codeです。
「この Custom_Indicator.mq4 を読み込んで、どのようなロジックでサインが出ているか日本語で解説して」 と指示します。彼はコードを解析し、「これはMACDとStochasticを組み合わせて、ダイバージェンスが発生した時にサインを出しています」と教えてくれます。 さらに、 「じゃあ、そのロジックをそのまま使って、EAに書き換えて」 と言えば、インジケーターのEA化が一瞬で完了します。
② Pythonでの「超高速バックテスト」環境を作る
MT4のバックテストは時間がかかります。数年分の検証をするのに数十分待つことも。 私はClaude Codeにこう指示しています。
「このMQL4のロジックと同じ動きをするPythonコードを書いて。ライブラリは Backtesting.py を使用して。ヒストリカルデータはCSVから読み込む形で」
Pythonに変換することで、10年分のバックテストが数秒で終わります。
- Pythonでパラメータ(利確幅や期間など)を総当たりで最適化する
- 最も成績が良かった設定値を特定する
- その設定値をMQL4のEAに反映させて完成
この「MQL4 ⇔ Python」の相互変換をシームレスに行えるのが、マルチリンガルなClaude Codeの最大の強みです。
③ 「疑似フォワードテスト」による堅牢性チェック
カーブフィッティング(過剰最適化)を防ぐため、私はClaudeに意地悪なテストをさせます。 「スプレッドが今の2倍(例えば3.0pips)になった場合や、突発的な50pipsの窓開けが発生した場合の挙動をシミュレーションして」 コード内に意図的にノイズや遅延(スリッページ)を加えるロジックを追加してもらい、悪条件下でも破産しないかをテストするのです。ここまでやって初めて、実弾投入が可能になります。
5. 注意点:AIは「聖杯」を作れるか?
ここまで読むと、魔法の杖のように思えるかもしれませんが、落とし穴もあります。
ロジックの責任は人間にある
Claude Codeは「優秀なプログラマー」ですが、「優秀なトレーダー」ではありません。 「絶対に勝てるEAを作って」という指示は通りません。勝てるロジック(優位性)を見つけるのは、あくまで人間の仕事です。「RSIの期間を14にするか9にするか」「ロンドン時間だけに絞るか」といったアイデア出しは、私たちがチャートと向き合って考える必要があります。
ハルシネーション(嘘)のリスク
稀にですが、存在しない関数を使ったり、MT4では動かないMT5用の記述を混ぜたりすることがあります。 コンパイルすればエラーが出るので分かりますが、「コンパイルは通るけどロジックがおかしい(売りと買いが逆など)」というバグは厄介です。必ずデモ口座で最低1週間は稼働させ、意図した通りの場所でエントリーしているかを目視確認してください。いきなり実資金フルレバレッジは絶対にNGです。
6. まとめ:2026年、トレーダーは「指揮官」になる
2026年現在、FXトレードのあり方は劇的に変わりました。 かつては「チャートに張り付く忍耐力」や「プログラミングスキル」が優位性の源泉でした。しかし今は、「AI(Claude Code)という優秀な部下をどう使いこなすか」という指揮官としての能力が問われています。
- アイデアを言語化する力
- AIが書いたコードを検証する力
- 市場の変化に合わせてAIに修正を命じる力
これさえあれば、文系出身でも、プログラミング未経験でも、ヘッジファンド並みのアルゴリズム取引を個人で構築できます。
私が冒頭で触れた「3日で挫折した経験」。あれは無駄ではありませんでしたが、今なら3時間でクリアできる内容です。 ぜひ皆さんも、食わず嫌いせずにClaude Codeを導入してみてください。月額数千円の投資で、あなたのトレードライフは「労働」から「経営」へとシフトするはずです。
もし導入方法で詰まったり、面白いEAができたりしたら、ぜひコメント欄で教えてください。一緒に最強のポートフォリオを作り上げましょう!